禁煙外来

「保険診療」による禁煙外来を行っています

当院では「保険診療」による禁煙外来を行っています。
禁煙治療には、アメリカで禁煙治療を目的に開発された非ニコチン製剤・経口禁煙補助薬のチャンピックスを使用します。
チャンピックスは、従来のようなタバコの代わりにニコチンを代替的に補充する方式とは違い、脳内のニコチン受容体に選択的に働きかけます。それによってニコチン切れ症状を軽くしたり、タバコをおいしいと感じにくくしたりする作用があるのです。

医師の適切なアドバイスや定期的な診察を受けながら正しく服用することで、安全に禁煙を成功させることができます。

予約制となっておりますので、治療を希望の方はお問い合わせください。

禁煙外来の流れ

お電話(046-263-6661)にて外来予約

禁煙外来の流れを知るため、DVDを見ていただきます(10分程度)

看護師による面談

医師による診療、チャンピックスを処方

2週間後に来院、診療、アドバイス

2週間後に再来院、診療、アドバイス

さらに1カ月後に来院、診療、アドバイス

1カ月後に来院、最終診療

終了

喫煙について

喫煙について皆様もご存知かもしれませんが、身体に及ぼす影響は多大です。
動脈硬化や脳卒中、糖尿病、がん、骨粗しょう症、心筋梗塞等に繋がってしまいます。 

このことから、タバコを吸う人と吸わない人では寿命が違い、喫煙を続けている方は、禁煙をしている方より約10年間も短くなる統計がとれています。 しかし、一度喫煙してしまうと、なかなか喫煙を止めれないのも事実です。 それは、タバコに含まれるニコチンが依存症をもつ薬物だからです。 まずは今の状態が、ニコチン依存症ではないかチェックしてみましょう。

タバコを吸わない日がない

 禁煙場所でも我慢できずタバコを吸ってしまう

1日に20本以上、タバコを吸う

 身体に悪いと感じながらも喫煙してしまう

 タバコに依存している自覚がある

 起床後30分以内に喫煙をする

上記の項目で3つ以上チェックがつくようでしたら、 ニコチン依存症の可能性が高いです。

当院では、チャンピックスを使用し禁煙外来を行っています。
喫煙を自己制御ができなく、お困りの方は当院へお越し下さい。

チャンピックス

チャンピックスは、米国で禁煙治療を目的に開発された日本初の非ニコチン製剤であり、経口禁煙補助薬です。

既存の禁煙補助薬がタバコの代わりにニコチンを補充することによって禁煙に伴うイライラや集中できないといった離脱症状を軽減する
「ニコチン代替療法」であるのに対し、チャンピックスは脳内のα4β5ニコチン受容体に選択的に働き、離脱症状やタバコに対する切望感を
軽減するとともに、喫煙による満足感を抑制するという画期的な作用機序で禁煙効果を発揮します。 

喫煙が大きな原因になる「COPD」という病気をご存知ですか?

COPDとは

COPD(シーオーピーディー)はChronic Obstructive Pulmonary Diseaseの略で、「慢性閉塞性肺疾患」と呼ばれます。
代表的には肺気腫があります。

日本では40歳以上の8.5%(男性13.1%,女性4.4%)、COPDの潜在患者は530万人以上と推測されていますが、治療を受けているのは
そのうち5%未満といわれています。

症状例

  • 呼吸がスムーズにできなくなります。少し動いただけでも息苦しくなります。 
  • 気道の壁が炎症をおこして、痰の量が増えます。 その痰を出そうと咳が多くなります。 
    また、感染しやすくなり、ちょっとした風邪でもなおりにくくなります。
  • 空気を多くはき出そうとして無意識に余分な力を使うので疲れやすくなります。

COPDを早くみつけるために

COPDは、軽いうちはあまり症状を感じることが少ないのですが、放っておくとだんだん生活が不自由になり、
生命に危険をおよぼす恐い病気です。

特にタバコを吸っている方で40歳をこえる頃からこの病気があらわれやすくなると言われています。
喘息のような発作性の息苦しさはありませんが、少し動いただけで息苦しさがずっと続きます。

しかし、早くみつけてきっちりと対処すれば、急速に進行してゆくことはありません。レントゲン検査、肺機能検査で診断し、
禁煙指導、吸入、内服治療をします。

「COPD」チェック

1日に何度も咳をする

 1日に何度も黄色がかったり、粘ったりする痰がでる

 同世代の人に比べて息切れしやすい

 40歳以上である

 現在タバコを吸っている、又は吸っていた

上記の項目でチェックが多くあるようでしたら受診をお勧めします。

大和東クリニック
深見台歯科クリニック